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テレワークで働くチームの信頼を深めるコミュニケーション術

¥2,420 税込

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著 者:新西 誠人

リモートワークが当たり前となった現代、顔も名前も知らない人たちと協力し、成果を上げることが求められています。
しかし、直接会ったことのない人同士がどのように信頼関係を築き、効果的にチームとして機能するのでしょうか?

本書は、匿名の状態から信頼を育むコミュニケーションの仕組みを、実証研究に基づいて解き明かします。
筆者は博士課程在籍中、オンライン上で交わされるメッセージを収集・分析し、どのようなやり取りがチームの信頼を生み出すのかを研究しました。
その成果をもとに、リモート環境における信頼の構築プロセスをわかりやすく紹介しています。
クラウドソーシングを活用した実験では、実際にリモートで働くフリーランスがチームを組み、継続的に作業を行う中で生まれるコミュニケーションを詳細に分析。
その結果、雑談の役割やメッセージの言葉選びが、信頼形成に与える影響が明らかになりました。

「リモートワークだと雑談が減り、チームの結束が弱くなる」
「オンラインでは信頼関係を築きにくい」
そんな課題に悩む方へ、本書は具体的な解決策を提供します。
リモートワークやオンライン共同作業が増える今、誰もが活かせる信頼構築のヒントが詰まった一冊です。

【目次】
はじめに
本書の取り扱う範囲

1 テレワークとは何か
 1 テレワークとは
 2 テレワークと分散チーム
 3 テレワークの分類
 4 本書の研究の特徴

2 これまで行われてきた研究
 1 チームについての研究
 2 分散チームについての研究
 3 信頼に関する研究
 4 オンラインとオフラインの違い

3 研究方法
 1 実験の方針
 2 完全なコミュニケーションデータの取得
 3 信頼の測定
 4 実験参加者の選定
 5 チーム構成と実験の概要
 6 分析手法

4 実験結果
 1 実験結果
 2 コミュニケーションはどう信頼に関係するのか
 3 ポジティブなコミュニケーションが信頼を醸成するのか
 4 プレゼンス情報が信頼を築くのか
 5 プレゼンス情報の共有はメッセージ量に関係する
 6 作業の継続で信頼やコミュニケーションに変化が生じる
 7 インタビューによる分析

5 何が信頼に影響を与えるのか
 1 信頼に影響を与える説明因子について
 2 信頼とメッセージの感情との関係についての検証結果
 3 信頼とプレゼンス情報との関係についての検証結果
 4 プレゼンス情報とメッセージの関係についての検証結果

6 実験参加者募集方法
 1 パイロット実験
 2 本実験
 3 本実験(1)
 4 本実験(2)
 5 本実験(3)
 6 募集時に検討すべき要件

おわりに
 1 総括
 2 本研究の新規性と貢献
 3 発展研究
 4 本研究の応用

サイズ:A5判、ソフトカバー
頁 数:136ページ
発 行:多摩大学出版会
発 売:ぶんしん出版
ISBN978-4-89390-223-8
価 格:2,420円(税込)/2,200円+税
発行日:2025年3月30日

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