近代建築の投影 歴史的建造物の光と影
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内藤 旭惠 (著)
歴史を背負う建築空間がどうしたら甦るのか。
本書は、失われる記憶の再生術伝授である。(都市形成史家 岡本哲志)
NHKブラタモリ最大出演回数を誇る岡本哲志先生推薦!
本書は、近年注目されるようになった歴史的建造物に焦点を当て、その身に刻まれた謎に迫った内容になっています。
第1部は、博士論文である「歴史的建造物保存における CG を利用したディテール情報再現の実証的研究」
“Practical Research on Reproduction of Detail Information by using CG in Preserving Historical Buildings"
を元に書籍化したものです。
三菱一号館と東京大学医学部附属病院内科研究棟のデジタルアーカイブ化を通して、解体することで失われる情報について明らかにしました。
第2部は、論文執筆にあたり、各地の明治・大正・昭和初期における歴史的建造物保存の状況を調査しました。その際に、知り得た建造物に隠された歴史や物語を紹介しています。その建造物で何があったのか、そして、その建造物で、どのような物語が展開していったのか感じ取ってもらいたいと考えています。
著者について
多摩大学経営情報学部准教授
2004年明星大学情報学部経営情報学科卒業、
2006年早稲田大学大学院情報生産システム研究科修了、
2010年法政大学大学院経営学研究科修了、
2017年早稲田大学大学院国際情報通信研究科単位取得満期退学。
博士(国際情報通信学)(早稲田大学)取得。
2006年〜2011年NECエンジニアリング株式会社所属、
2011年〜2012年目白大学社会学部メディア表現学科助教、
2012年〜2021年静岡産業大学情報学部情報デザイン学科専任講師、2021年より現職。
NECエンジニアリング時代には、放送映像システムの開発や人工衛星の筐体設計にも携わった。
専門は、経営情報、デジタルアーカイブ、歴史的建造物の保存。
代表的な著書に『多摩学 経営情報学から見た「多摩圏」』(多摩大学出版会、2022)共著がある。
発行:多摩大学出版会
発売:ぶんしん出版
サイズ:A5判
ページ数:244
ISBN:978-489-390-188-0
2022年4月1日
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