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モンゴル帝国とユーラシア史 社会人・大学院生・学生の目線からのグローバルヒストリ ー

¥2,750 税込

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寺島 実郎(監修)、金 美徳(監修)、水盛 涼一(監修)

本書について
モンゴル帝国、チンギス・カーンとその末裔が、ユーラシア大陸を700年間にわたり統治できた成功要因、またはその爪痕やDNAなど影響力を現在にまで残すことができた秘訣は何なのか。
当然ながら数多くの研究成果や論文が出されており、書物も出版されている。
そこで、朝鮮半島(高麗)、倭寇(海賊・貿易商人)、華人華僑、パンデミックなどの独自の切り口で考察することによって新たなモンゴル帝国史を模索し、その現代的意義と共に企業経営へのインプリケーションを考察した。
高校の「歴史総合」や大学の「グローバルヒストリー」の教育・研究や、時代認識を深め、グローバル化した社会で活躍する人材育成に資する教育教材を目指している。

目次
第1章 少数民族モンゴルによる多民族支配
第2章 モンゴル帝国の衰退とポスト・モンゴル帝国
第3章 モンゴル帝国と朝鮮半島
第4章 モンゴル帝国史を起点としたパンデミックのユーラシア史
第5章 倭寇とモンゴル帝国史 ~海洋の渡海民と大陸の遊牧民~
第6章 華人華僑とモンゴル帝国史
第7章 モンゴル帝国のユーラシア興隆史

著者について
総監修:寺島 実郎(てらしま じつろう)
1947 年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。
調査部、業務部を経て、ブルッキングス研究所に出向。
その後、三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員等を歴任。
現在は多摩大学学長、一般財団法人日本総合研究所会長。
著書に『ダビデの星を見つめて 体験的ユダヤ・ネットワーク論』(NHK 出版)、『人間と宗教あるいは日本人の心の基軸』(岩波書店)、『二十世紀と格闘した先人たち─ 一九〇〇年 アジア・アメリカの興隆』(新潮社)ほか多数。

監修:金 美徳(きむ みとく)
多摩大学 経営情報学部及び大学院経営情報学研究科 教授
兵庫県出身。早稲田大学大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。
(株)三井物産戦略研究所を経て現職。
「文科省・大学の世界展開力強化事業:岡山大学・吉林大学・成均館大学キャンパスアジア」推進メンバー歴任。
専門は、国際経営学・国際関係学。
35年間の学会活動経験と国際情報ネットワークを駆使して研究・教育活動に取り組んでいる。
業績は、『キャンパスアジア共通教科書 これからの日中韓経済学(編著者)』など著書13冊、論文・論考200本など。

監修:水盛 涼一(みずもり りょういち)
多摩大学 経営情報学部 准教授
東京都出身。東北大学大学院にて修士・博士(ともに文学)を取得。
2011年6月より東北大学大学院文学研究科で助手・助教を勤め、2017年4月より現職。
専門は近代中国における官僚制度や出版文化。
論文に「曽国藩和他的親信史家」(『曽国藩研究』第1輯、湖南人民出版社、2007年6月)、「清朝末期の候補官僚と人事評価」(『東北大学文学研究科研究年報』第64号、2015年3月)、「中国における標語宣伝と出版活動」(『経営情報研究』第23号、2019年1月)など。

発行:多摩大学出版会
発売:ぶんしん出版
サイズ:A5判
ページ数:240
ISBN:978-4-89390-199-6
2023年3月30日

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